ホワイトニング
ホワイトニングについて
加齢など内側からくる変色や、日頃の食事、飲み物、喫煙など外側からくる汚れで、歯の色は少しずつ変わってきます。こうした変色、汚れは丁寧なブラッシングだけでは、なかなかきれいに落とせません。
ホワイトニングは、普段の歯磨きや、歯のクリーニングなどでは落としきれないような色素を分解して、歯を白くしてくれます。ホワイトニング剤の主成分は過酸化水素です。歯の表面に付着した色素を落とすだけではなく、歯の中にある色素を内側から分解して歯自体を白く美しくします。
ホワイトニングには、歯科クリニックなどで行う「オフィスホワイトニング」と、医師の指導に基づいて自宅で行う「ホームホワイトニング」の2種類の方法があります。効果には個人差がありますが、定期的に行えば美しさを持続することができます。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
医師の指導のもと、自宅で患者様ご自身の手で歯を白くする方法です。歯科医院で専用のマウスピースを作成し、それに薬剤を入れて数時間装着してじっくり白くしていきます。
オフィスホワイトニングに比べて、低濃度の薬剤を使用するため、効果が現れるのに時間がかかります(個人差はありますが、一般的に上顎だけで2週間以上)。時間がかかる分、薬剤が深くまで浸透しますので、色戻りしにくく効果が持続します。
(歯並びや歯の状態によってはオフィスホワイトニングをお勧めする場合もございます)
安心の日本製Tionを使用しています
当院のホームホワイトニングはTion(ティオン)を使用しています。
Tion(ティオン)は、患者様専用のマウストレーを作成し、専用ジェルと一緒に持ち帰って頂き、ご自宅で気軽にできるホワイトニングです。2週間~1ヶ月の治療期間が必要で、その期間は着色の可能性のある飲食物の摂取制限があります。ただし、時間をかけて白くするので、より確実で効果が持続する期待ができます。
ホームホワイトニング | 税込み価格 |
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薬剤4本つき | 25,000円 |
追加ジェル1本 | 3,000円 |
オフィスホワイトニング ~早く歯を白くしたい方へ~
歯科医院で歯を白くする方法です。
高濃度の薬剤と光線を用いて短時間で歯を白くする方法で、個人差もありますが1~2回の施術で白さを実感していただけると思います。(但し、義歯や個人差等により効果に十分な結果が期待できない場合もございます)
施術はすべて歯科医院任せなので、気軽に短時間で行えます。短時間で効果が実感できる反面、色戻りもしやすいので、施術後は喫煙・ワイン・コーヒー等の着色しやすい飲食物は避けてください。
ホワイトニングの種類 | 税込み価格 |
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オフィスホワイトニング | 15,000円 |
ホームホワイトニング + オフィスホワイトニング | 35,000円 |
ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチとは、神経(歯髄)を取った歯のホワイトニング方法です。神経を取ってしまった歯は長期間たつと変色してしまいます。この歯は通常のホワイトニングでは白くなりにくいので、歯の中に白くする薬剤を入れ、数日間ごとに薬剤を交換しながら歯を白くしていきます。
最終的に歯が白くなったところで薬剤を除去し、ふたをすることで治療は完了します。
歯の変色の原因とは?
外側からくる変色
歯の着色は飲食によるものが多いのが現状です。タバコはもちろん、赤ワインやコーラ、オレンジジュース、人参ジュースなど、色の濃いジュース類も歯に色をつけます。その他、カレー、ケチャップ、チョコレートやブドウ、ブルーベリー、プルーンなどの果汁も着色しやすい食品です。
また、口紅も注意が必要です。喫煙もそうですが、これらを飲食したからと言って、すぐに歯の色が変わってしまうわけではありません。ただ長く頻繁に口にしているほど、着色は進んでいきますので、注意が必要です。
内側からくる変色
- 加齢変化による変色
- 生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしていますが、肌の老化と同じで新陳代謝により年々この色が濃くなってきてしまいます。
エナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、食事などで薄くなり内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。この二つの相互作用により歯の色が黄色くなってくるのです。 - 薬剤による変色
- テトラサイクリンという抗生剤によっても象牙質の色が変色します。
永久歯の象牙質ができてくる乳児から7歳くらいの間にこの薬を長期間飲むと象牙質に色素が沈着してしまい歯の色がかなり濃くなったり歯に縞模様ができたりします。 - 神経を取ることによる変色
- 歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったために起こる現象です。
ホワイトニングのメカニズム
- 歯の色が黄色い状態
- 歯の中の色素が多いため、歯の色が黄色く見えている状態です。
- ホワイトニング剤を塗布
- ホワイトニング剤を塗布することで、過酸化尿素(または過酸化水素)が色素を分解しはじめます。
- 歯が白く美しく変身!
- 色素が減り、歯が白くなりました!
ホワイトニングのよくある質問
- ホワイトニングは誰でもできますか?
- エナメル質や象牙質に形成不全があり、それによる変色のある方は、十分な効果が得られない事があります。 また、歯にヒビが入っている方、知覚過敏のある方にはあまりおすすめできません。
- ホワイトニングは安全ですか?
- 歯に悪影響はありません。薬剤の刺激により、歯がしみやすくなる事はありますが、使用する薬剤はアメリカで数十年に亘る臨床実験済みのものです。
ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」または「過酸化尿素」と呼ばれるものですが、これらの成分は米国食品医薬品局でも安全性が保証されています。 - どれくらいの期間、白さを維持できますか?
- ホワイトニング前の歯の色に戻ることはありません。専用の歯磨き粉をお使い頂ければ効果は数年間持続すると言われています。
ただし、着色性の強い食品を飲食することで、再び着色してしまうことは有りますので、3~6ヶ月に一度定期的な歯のクリーニングをおすすめします。